- 現役インフラエンジニアが執筆
- インフラエンジニア歴「3年」
- 複数の資格(応用情報技術者やAWS等)の保持
- 絶賛、転職活動中
・インフラエンジニアってきついの?
・インフラエンジニアになりたいけど、良い噂は聞かない
・インフラエンジニアの仕事がしんどい時の対処法を知りたい
私は「インフラエンジニア」として約1年半働いてきましたが、実際に業務するまで「インフラエンジニア」がきついのか分かっていませんでした。
本記事では、「インフラエンジニアってきついって聞くけどの本当なのか?」「インフラエンジニアになりたいけど良い噂を聞かない」方に対して、インフラエンジニアがなぜきついと言われているかについて書いていきます。
- インフラエンジニアがきついと言われている理由について知りたい人
- インフラエンジニアの仕事がしんどい時の対処法を知りたい人
ぜひ最後までご覧ください!
正直、『インフラエンジニア』はきついです…
インフラエンジニアとは?
インフラエンジニアとは
IT環境においてインフラとは、システムやインターネットを使用するために必要なサーバーやネットワークを指します。
これらの設計・構築・運用・保守を手がける技術者が『インフラエンジニア』です。
一括りに「インフラエンジニア」と呼んでもその中で、様々な領域に分けられます。担当する技術によって「サーバーエンジニア」や「ネットワークエンジニア」などいくつかの種類に分かれます。会社やプロジェクトによっては、さらに役割が細分化されるケースもあり、役割を複数持つ場合もあるでしょう。
インフラエンジニアきつい理由8選
それでは、なぜインフラエンジニアはきついのでしょうか。
現役インフラエンジニアがしんどいと感じている理由を、8選紹介していきます。
では、見ていきましょう
残業が多い
運用・保守・監視を担当しているインフラエンジニアは、どうしても残業が多いです。
運用・保守・監視とはリリースされたシステムを維持管理し、安定稼働させ続けるという意味です。
しかし、サーバー等の機械はトラブルがつきものです。サーバーが安定に稼働するまで帰れないことも多々あります。
「絶対に定時で上がりたい」「何がなんでも残業はしたくない」人にとっては、インフラエンジニアには残業が必須なのできついと感じるかもしれません。
24H365Dの体制
前述したとおり、機械はいつトラブルが発生するか分からず、夜かもしれないし土日かもしれません。
機械のトラブルが発生したときにメールが発報されるように設定されていることが多いです。
メールで急に土日や夜中に呼び出されることがあります。
会社やプロジェクトによりますが、土日や夜中に呼ばれるため自分の時間が無いと生きていけない人は、
インフラエンジニアは向いていないかもしれません。
夜勤もある
インフラエンジニアには交代制で監視が必要な場合があり、夜勤の可能性があります。
監視の業務が必須のプロジェクトの場合、昼と夜の交代制でサーバが正常に稼働しているか監視していなければなりません。
生活リズムが整えば問題ありませんが、どうしても夜勤だとプライベートの時間が取りづらいです。
成果を実感しにくい
インフラエンジニアの仕事はアプリケーションなどの基盤を設計・運用する仕事なので、
実際にお客さんに喜んでもらうことが少ないです。
正常に機械が稼働している間は、どうしても作業自体は少なくなるため、暇と感じることも多々あります。
運用となると成績等もないため評価されることが少なく、あまり成果を感じれないかもしれませんので、きついと感じる人も多いでしょう。
日々勉強が必要
インフラエンジニアに限らずエンジニアの仕事は、勉強が必要不可欠です。
情報技術は、日々発展しており新しい知識が毎日必要になってきています。また、未経験の人は勉強をたくさんしないとなかなか仕事に追いつけないでしょう。
業務終了後や休日に勉強することが必要になってくるでしょう。
新しい知識をつけることや勉強が好きな方には、苦に感じないかもしれません。
作業場の温度が寒い
インフラエンジニアがきつい理由として、作業場の温度が寒いということが挙げられます。
インフラエンジニアの業務内容として、サーバールームと呼ばれる事業活動で必要となる物理的なサーバーを集めたスペースで、サーバーの運用作業が存在します。
性質上サーバーは熱を発し、マシントラブルの原因にもなります。
適正な温度を維持しなければいけなく、サーバーの発熱部分は温度が上がらないように工夫をしなければなりません。
サーバーの適正な温度を保つため、空調が効いており人が過ごすのに少し温度が低いです。
寒いところが苦手な方には、とてもストレスになるかもしれません。
単純作業の繰り返し
インフラエンジニアの仕事では、単純作業が多くそれがきついと感じる理由でもあります。
運用となると、毎日決まった時間にサーバーの負荷を確認するというような単純作業があります。
単純作業は、楽そうに思えるかもしれませんが、毎日同じ業務をしていたらモチベーションが下がり、続けるのが次第に苦痛になります。
人によりますが仕事自体にやりがいや楽しさを見出せなくなり、きついと思うようになります。
資料作成が多い
インフラエンジニアがきつい最後の理由として、資料作成が多いということが挙げられます。
インフラエンジニアの業務内容として、サーバーの負荷状況や利用者の推移など、運用の結果報告として大量の資料を作成しなければなりません。
また、人の入れ替わりが激しいため、新しい人が入ってきた時のためにサーバーの監視手順書等も作成しなければいけないことが多いでしょう。
インフラエンジニアの仕事がきついときの対処法
様々な業務を担うインフラエンジニアは上述した通り、きついと感じる人が多いのが現状です。
インフラエンジニアとして働くのはきついため、様々な対処が必要です。
そこで仕事がきつい時の対処法を紹介していきます。
参考にしてください
部署異動を検討する
同じ会社のインフラエンジニアでも、部署によっては作業内容自体も違うかもしれませんし
今の作業を退くということで、部署の移動希望を出してみるのも1つの手でしょう。
また、大きい企業の場合は同じ部署でも案件を変えることも出来るかもしれません。
今の状況から、退いて別の作業に変えることができるか検討してみましょう。
転職活動をする
どうしても会社の業務体制や方針に合わないことはあります。
インフラエンジニアとして働いていて、現状『きつい』と感じている理由を明確にして転職先では解消されている企業を選びましょう。
転職活動は逃げと考えている人が多いですが、転職は逃げではありません。
人生の大半は仕事をする必要があります、その中で自分に合った会社や職種を選びましょう。
上流工程に携わる
インフラエンジニアの上流工程に携わることで、働きやすい環境を得ることが可能です。
サーバーやネットワークの設計・構築がインフラエンジニアの上流工程です。設計や構築の工程では、夜勤や急な対応などがあまりないため、比較的プライベートと仕事の両立が可能になるでしょう。
お客様にヒヤリングを実施しサーバーやネットワークを設計・構築するため、業務に暇と感じることもなくスキルアップを実感しやすいのも魅力です。
まとめ
- 残業が多い
- 24H365Dの体制
- 夜勤もある
- 成果を実感しにくい
- 日々勉強が必要
- 作業場の温度が寒い
- 単純作業の繰り返し
- 資料作成が多い
本記事では、インフラエンジニアがきつい理由についてまとめてみました。
インフラエンジニアは人々の生活に欠かせないITの基盤を支える大事な仕事ですが、きついと感じている人が多いのが現状です。
少しでもこちらの記事が参考になりましたら嬉しいです。
拝見いただきありがとうございました!
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