- 現役インフラエンジニアが執筆
- インフラエンジニア歴「3年」
- 複数の資格(応用情報技術者やAWS等)の保持
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・新卒1年目のインフラエンジニアのリアルな年収は?
・大卒のインフラエンジニアの年収は?
私は「インフラエンジニア」として約2年半働いたので年収を赤裸々に公開いたします。
本記事では、「20代のインフラエンジニアの年収は?」「新卒1年目のインフラエンジニアのリアルな年収は?」という方に対して、現役インフラエンジニアがリアルな年収を書いていきます。
- 20代のインフラエンジニアの年収について知りたい人
- 新卒1年目のインフラエンジニアのリアルな年収を知りたい人
- インフラエンジニアを目指している人



ぜひ最後までご覧ください!
気になる新卒1年目の年収


まず、インフラエンジニアとは?
IT環境においてインフラとは、システムやインターネットを使用するために必要なサーバーやネットワークを指します。
これらの設計・構築・運用・保守を手がける技術者が『インフラエンジニア』です。


年収の概要





新卒1年目のインフラエンジニアの年収の概要を説明していきます。
2021年度のお給料表
年月 | 支給額 |
---|---|
2021年4月 | ¥ 226,000 |
2021年5月 | ¥ 234,917 |
2021年6月 | ¥ 238,423 |
2021年7月 | ¥ 260,646 |
夏ボーナス | なし |
2021年8月 | ¥ 273,300 |
2021年9月 | ¥ 274,996 |
2021年10月 | ¥ 270,796 |
2021年11月 | ¥ 291,883 |
2021年12月 | ¥ 290,100 |
冬ボーナス | ¥400,000 |
2022年1月 | ¥ 317,443 |
2022年2月 | ¥ 297,073 |
2022年3月 | ¥ 270,796 |
合計 | ¥ 3,766,150 |
私の会社では、前月の残業時間が次のお給料に残業代として支給されます。
2021年4月のお給料は、3月の残業分が普通だと含まれるのですが、3月時点では入社していないため残業代はありません。また、4,5月は研修期間のためほぼほぼ残業はなく5,6月のお給料は23万円を前後しています。
そして、6月から部署に配属され本格的な業務が開始したため、残業を多くするようになりました。そのため、7月から少しずつお給料が上がっているようなグラフになります。
また、2022年1月の給料が格段に伸びているように見えますが、これは12月に大量の残業があったためです。2021年12月10日にITエンジニアであれば、誰もが知っている『Log4j 脆弱性』というキーワードがIT業界に伝わってきました。
私たちの環境では、『Log4j』の影響をもろに受けておりそれの対応のため、ほぼ毎日夜勤勤務だったので残業代が増えた感じです。



こうやって見ると結構いただいていますね。
手取りと基本給
手元に入る給料と年収は違います。手元に入る給料は年収から各種手当や控除の額を差し引きになった金額です。
また、基本給が年収になるわけではなく基本給にプラスして、残業代や交通費などが含まれて年収になります。
基本給


基本給は?
新卒1年目のインフラエンジニアの基本給 |
¥226,000 |
新卒1年目のインフラエンジニアの基本給は、約23万円でした。
大学を卒業した人の初任給について、厚生労働省の『令和2年度 賃金構造基本統計調査』を確認してみると、大卒の初任給の平均額は22万6000円なので、ちょうど平均額ということが分かります。
残業代


残業代は、残業時間に対して発生する手当を指しています。残業代には以下のような細かい項目にも分かれています。
- 普通残業手当:25%割増(法定労働時間を超える)
- 休日出勤手当:35%割増(法定休日または法定外休日に働く)
- 深夜残業手当:25%割増(夜22時~朝5時の時間帯に働く)
残業代は?
年月 | 残業時間 | 支給額 |
---|---|---|
2021年4月 | なし(3月は入社前のため) | ー |
2021年5月 | 1:50H | ¥ 3,467 |
2021年6月 | 3:40H | ¥ 6,973 |
2021年7月 | 14:50H | ¥ 28,196 |
2021年8月 | 21:30H | ¥ 40,850 |
2021年9月 | 21:20H | ¥ 40,546 |
2021年10月 | 18:50H | ¥ 35,796 |
2021年11月 | 29:40H | ¥ 56,373 |
2021年12月 | 29:00H | ¥ 55,100 |
2022年1月 | 38:10H | ¥ 72,523 |
2022年2月 | 32:40H | ¥ 62,073 |
2022年3月 | 19:40H | ¥ 37,373 |
合計 | 231:10H | ¥ 439,270 |
また、このように見えると残業代を多くもらっているように見えますが、リアルは違います。
見たところ残業時間40Hを超えているような月がありませんが、月の残業時間が45Hを越すと『厚生労働省 時間外労働の上限規則』により、6ヶ月以下の懲役、もしくは30万円以下の罰金が科される恐れがあります。



働き方改革の施行で罰則が設けられたため、会社が調整をしているのです。
実際のPCの勤怠管理システムを見ると、月の残業時間は約100時間近くあります。。。
残業の概念が難しいですが、例えば夜中にメールが気になって返すような動作をすると、PCのデータに残ってしまうので実際は100時間も残業をしていないかもしれないですが、40時間以下ではないような気がします。
ボーナス


新卒1年目のインフラエンジニアのボーナスが気になると思います。
ボーナスの有無や支給額は法律による定めがなく、企業ごとで違います。基本的には、夏の支給と冬の支給の2界に分かれていると思います。私の会社では、ボーナスの支給時期は夏(6月)と冬(12月)です。
ボーナスは半年間の査定期間をもとに支給額が決まることが多いため、新卒1年目の夏のボーナスは、入社してから2ヶ月程度のため支給されないケースが多いです。
私の会社では、新卒1年目の夏のボーナスは「寸志」という形でほんのお小遣い程度が支給されていました。
ボーナスは?
時期 | ボーナス額 |
---|---|
夏 | 寸志(ほぼなし) |
冬 | ¥400,000(約月給2ヶ月) |



初めてのボーナスはとても嬉しかったです。
しかし、ボーナスも通常の給料と同様で、社会保険料や税金が控除されるため2割から3割程度引かれます。
まとめ
- 新卒1年目のインフラエンジニアの年収は376万円
- 基本給は、約23万円
- 残業代は、約40万円
- 残業時間は、200Hほど(実際は、もっと多い)
- ボーナスは、夏はなし冬は約2ヶ月分
本記事では、新卒のインフラエンジニアのお給料事情についてまとめてみました。
インフラエンジニアはなかなか大変ですが、お給料はたくさんもらえるお仕事です。大体のお金事情を知って転職するときには役に立てるようにしてもらえたらいいと思います。
少しでもこちらの記事が参考になりましたら嬉しいです。



拝見いただきありがとうございました!
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