- 現役インフラエンジニアが執筆
- インフラエンジニア歴「3年」
- 複数の資格(応用情報技術者やAWS等)の保持
- 絶賛、転職活動中
・インフラエンジニアはフルリモートワークなのか?
・インフラエンジニアになりたいけど、出社したくない
・在宅ワークしか嫌だ…
本記事では、「インフラエンジニアはフルリモートワークなのか?」「インフラエンジニアになりたいけど出社したくない」という方に対して、インフラエンジニアのリモートワーク事情について、現役インフラエンジニアが書いていきます。
- インフラエンジニアは本当にフルリモートワークなのかについて知りたい人
- インフラエンジニアになりたいけど、出社したくない人
- 在宅ワークを希望している人
ぜひ最後までご覧ください!
結論、『インフラエンジニア』はフルリモートワークで働くことが可能!
はじめに
インフラエンジニアとは
IT環境においてインフラとは、システムやインターネットを使用するために必要なサーバーやネットワークを指します。
これらの設計・構築・運用・保守を手がける技術者が『インフラエンジニア』です。
一括りに「インフラエンジニア」と呼んでもその中で、様々な領域に分けられます。担当する技術によって「サーバーエンジニア」や「ネットワークエンジニア」などいくつかの種類に分かれます。会社やプロジェクトによっては、さらに役割が細分化されるケースもあり、役割を複数持つ場合もあるでしょう。
リモートワークとは
会社員が所属している会社のオフィスではなく、会社以外の自宅やカフェなどの遠隔で働くことを指します。
インターネット環境が普及してきたことで、ZOOMやTeamsなどのWeb会議ツール等でオフィス以外のどこでも働くことが可能になりました。特に介護や育児、パートナー仕事の関係で通勤することが難しく、やむを得ず会社を辞める方はいると思います。そのような方にも退職をせずに済むことが可能です。
テレワーク、在宅勤務など呼び方の違いはあり、それぞれ意味は異なりますが共通してオフィス以外で勤務にあたる働き方ということです。
インフラエンジニアはリモートワーク可能?
結論、インフラエンジニアはフルリモートワークで働くことが可能です!
しかし、インフラエンジニアはプログラマーと違いフルリモートワークの案件を探すのは大変です。
プログラマーはパソコンとインターネット環境さえ揃っていれば、リモートワークがしやすいですがインフラエンジニアは実際にオンプレミスやデータセンターでの作業が多いです。
※オンプレミスとは、システムの稼働やインフラに必要となるサーバーやネットワーク機器などを、自社で保有し運用する形態のことです。
しかし、最近ではクラウドエンジニアと呼ばれるようなAWS等を利用する『クラウドコンピューティングサービス』をメインに扱うエンジニアが増えています。クラウドエンジニアは、主にリモートワークがメインの作業形態が多いです。
リモートワークのメリット
では、インフラエンジニアのリモートワークのメリットを書いていきます。
通勤時間がない
やはりリモートワークの一番のメリットは通勤しなくても良いことがメリットでしょう。
出勤の日と違い、多く寝ることが出来ますし朝の出勤ラッシュに巻き込まれることもありません。
また、身支度もしなくても良いですし髪の毛のセットなども入念にしなくても良いのでとても時間を有効に使えます。
女性の場合だと、最低限の化粧だけでも問題ないでしょう。
空き時間に家事が出来る
リモートワークの場合だと、空き時間に家事をすることが可能です。
もちろん会議の時間や作業中などは、席を外すことはできませんが少しの休憩で洗濯機を回しておいて、お昼休憩に干すこととか出来ます。
また、お昼休憩などで昼食を早く食べて時間が余れば、お昼寝することも出来ます。
寝過ごさないように気をつけないといけないですが…
自分も毎日15分はお昼寝するようにしています!
作業場所を選ばない
作業場所を選ばないということも最大のメリットでしょう。
もしフルリモートワークの案件に選ばれた場合、オフィスが東京にあって自身のパートナーが大阪にいる場合などでも、大阪の家で仕事をすることも可能です。
しかし、カフェなどの公共のネット環境を利用するような場所での仕事は禁止されている案件が多いので、カフェでの仕事を希望している場合は気をつけましょう。
リモートワークのデメリット・注意点
次に、インフラエンジニアのリモートワークのデメリットと注意点を書いていきます。
残業が多い
運用・保守・監視を担当しているインフラエンジニアは、どうしても残業が多いです。
運用・保守・監視とはリリースされたシステムを維持管理し、安定稼働させ続けるという意味です。サーバー等の機械はトラブルがつきものです。サーバーが安定に稼働するまで帰れないことも多々あります。
また、リモートワークのため少しの会話をするにもわざわざ予定を入れないといけません。
出社の場合、直接聞けばすぐ終わることもリモートワークの場合だと、予定を立てて会議ツールを開いて時間がかかることが多いです。
「絶対に定時で上がりたい」「何がなんでも残業はしたくない」人にとっては、インフラエンジニアには残業が必須なのできついと感じるかもしれません。
夜中や土日に呼び出されることがある
前述したとおり、機械はいつトラブルが発生するか分からず、夜かもしれないし土日かもしれません。
機械のトラブルが発生したときにアラートメールが発報されるように設定されていることが多いです。
メールで急に土日や夜中に呼び出されることがあります。リモートワークが故です…
会社やプロジェクトによりますが、土日や夜中に呼ばれるため自分の時間が無いと生きていけない人は、
インフラエンジニアは向いていないかもしれません。
コミュニケーションが取れない
リモートワークの場合、コミュニケーションが格段に取りづらいです。
対面であれば空き時間に雑談してプライベートの時間を作ることがありますが、リモートワーク中に雑談が可能なタイミングはあまりありません。
なので私自身も先輩の趣味や恋愛事象などほぼほぼ知りません。
1日仕事をしている中で、コミュニケーションがないのできついと感じることがよくあります。
タイムマネジメントを徹底しましょう
リモートワークの場合、誰にも見られていない環境で仕事をしているため、タイムマネジメントが出来ないといつまで経っても仕事が終わりません。
オフィスでの業務と違い、周りの目がないのでサボっても怒られることはありませんがその日に終わらす仕事は自身で管理して、終わらせないといけません。
リモートワークで要求されるスキル
コミュニケーション能力
上述した通り、コミュニケーション能力は必須でしょう。
コミュニケーション能力はリモートワークに限らずですが、リモートワークの場合は相手の顔が直接見えません。
話していても相手が理解しているか分かりにくいため、話しながら相手の少しのリアクションも大切にしたり、最初から相手に理解してもらえるように話せるような能力が必要です。
結論から話す『PREP法』を常に意識しましょう。
タイピング能力
コミュニケーション能力と同じくらい必要なのが、タイピング能力です。
直接話すことが出来ないため、基本チャットベースで仕事を行う案件が多いでしょう。
チャット1つ送るのにとても時間がかかっていれば、何もかも後手後手の仕事になってしまいます。
最初からタイピング能力は必要ではありませんが最低限のタイピング能力は必須になってくるでしょう。
私はリモートワークをしていく内に、ブラインドタッチが勝手に出来るようになっていました。
AWS認定資格
フルリモートワークの案件を探している場合は、『AWS認定資格』を取っておくといいでしょう。
今のITインフラの構築には、世界で最も包括的で広く採用されているAmazonが提供しているクラウド『AWS』が主流です。
AWSなどのクラウド環境でインフラを構築している案件を探すとリモートワークで働ける可能性が高くなります。
私自身も『AWS』の環境を利用したインフラを提供しており、毎日リモートで働いています。
まとめ
- 案件を選べば、フルリモートワークは可能!
- しかし、案件によればオンプレミスでの作業があるのでフルリモートは難しい。
- AWSなどのクラウド案件で探せば、フルリモートワークが多数。
本記事では、インフラエンジニアのリモートワーク事情についてまとめてみました。
インフラエンジニアはなかなか大変なお仕事ですが案件によっては、フルリモートワークで働くことが可能です。
少しでもこちらの記事が参考になりましたら嬉しいです。
拝見いただきありがとうございました!
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